こんにちは、こんばんは、おはようございます。popstyle編集長の森田睦です。
今週水曜(28日)夕刊の「popstyle」月1コラムは、四千頭身・後藤拓実さん「思うじゃんけん」を掲載します。(「思うじゃんけん」は、基本的に毎週第4水曜夕刊掲載です。)
今回は、そんな後藤さんの「思うじゃんけん」について書きたいと思います。
スタートは、2019年4月です。
前年末のM-1グランプリで「霜降り明星」が優勝し、「お笑い第7世代」という言葉が浸透しつつあった頃だと記憶しています。
そのM-1グランプリでは準々決勝止まりでしたが、後藤さんの作る漫才は、独特で光っていた、文章もきっとおもしろいに違いない、とコラムを依頼した前編集長の清川仁記者が語っていました。
見出しを見てみましょう。
- トリオ名 龍から拝借(2019年4月24日)
- プロボクサーの「グー」(5月29日)
- お笑いの始まりは・・・(6月26日)
- 地球を釣る祖父に憧れ(7月24日)
- 夏の終わり セミとの戦い(8月28日)
- ルーキーズになれなかった(9月25日)
- 「10月31日」サンマの悲劇(10月23日)
- 焼きうどんパンとヤンキー(11月27日)
- 小4のイブ どうしよう・・・(12月25日)
- お正月といったら福袋(2020年1月29日)
- チョコ ぼくじゃないの?(2月26日)
- コメディスクールの卒業式(3月25日)
- おうち時間は まちゃまちゃ(4月22日)
- テレビ電話むずい(5月27日)
- じれったい梅雨 たまらない(6月24日)
- 大胆不敵な都築くん(7月22日)
- 身も心もひんやり 保冷剤作戦(8月26日)
- リレー選手選抜 願い叶った(9月23日)
このように見出しを見ると、季節に合った話題が多いのです。
後藤さんは要所を押さえながら、とぼけた顔をして漫才をするように文章で遊ぶのです。
首を縦に振りながら書いています。グワングワンです。
自粛期間で6キロ痩せましたが、後藤です。この世から6キロ後藤がいなくなりましたが、残りのキロ数でも後藤は後藤です。
皆が寝静まった時間だと思います。いや、みんなが同時に眠っている時間なんてありえない、
読む人をカオスの世界に引き込んでおいて、締めでパッと解放する、そんな印象のコラムです。
連載スタート時に比べて、ますます知名度、人気も上がり、多忙を極めている後藤さんですが、コラムのクオリティーを保っている(どころか上がっている)のはさすがです!
もちろん、今週のコラムも秀逸です。(担当の清川記者も太鼓判を押しています。)
なにやらタクシーが登場しますよ。お楽しみ!
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