読売新聞水曜夕刊に掲載している新感覚カルチャー面「popstyle」(ポップスタイル)。今週は、15周年で盛り上がりを見せているテレビアニメ「プリキュア」シリーズの特集です。2004年の第1作「ふたりはプリキュア」から今年の「HUGっとプリキュア」までの15作までの歴史をズラリと紹介。メイン写真は、この前の日曜日に横浜みなとみらいで行われた劇場版完成イベントで撮影しました。史上初の55人の戦士そろいぶみは、女の子たち大観衆に見守られ、ものすごい盛り上がりでした。
実は読売新聞は「プリキュア」を手厚く紹介してきた歴史があります。約1名のレジェンド記者の強い思い入れによって実現した思い切った企画ばかりだったのですが、そのレジェンド記者は第1作「ふたりはプリキュア」から激推ししていたのですから、先見の明があったということでしょう。キュアブラックの声を担当した本名陽子さんのインタビューもありました。
驚くべきは、2010年の「ハートキャッチプリキュア!」の特集です。なんと、このpopstyleで「ALLABOUT キュアブロッサム&キュアマリン」という企画をぶち上げ、2人のインタビューを敢行したのです。その時の様子を、振り返ってみましょう。
Q お会いできてうれしいです。
ブロッサム は、は、は、はじめまして! マリン ちょっとブロッサム、落ち着いて! 今日はもう何でも聞いちゃってください! Q お2人はなぜ、伝説の戦士プリキュアになったのですか? ブ 私は妖精のシプレに出会ったんです。砂漠の使徒からこの世界を守ってほしいと言われまして。でも、その前から先代のプリキュアの夢を見ていて……運命だったのかもしれません。 マ あたしもブロッサムと同じ夢を見てて、コフレにスカウトされちゃいました。最初はどうしようって思ってたけど、目の前で砂漠の使徒が悩んでる子の「こころの花」を奪っちゃって! なんかもう無我夢中で変身しちゃいました。 ブ ウフフ、そうでしたね。「こころの花」を取り戻した人が元気になると「こころの種」が生まれて、それを集めると、世界を守る「こころの大樹」が元気になるんです。 |
このような出だしから始まって、話題はプライベートな内容にまで・・・。
Q 普段はどんな生活をしてるんですか?
ブ ごめんなさい、私たちの正体はヒミツなんです。 マ でも、ちょっとだけ話すと、あたしとブロッサムは同じ中学校に通ってて、クラスも一緒で席も隣なんです。 ブ マ、マリン!? マ あとクラブ活動も一緒で、いっつも洋服作ったりしてます! あとつぼ……じゃない、ブロッサムは花が好きなんで、よく植物園に行ったりもするよね~。 ブ あ、あのっ! プライベートはこのくらいまでで、お願いします! マ え~、もっとしゃべりたいのに……。 Q ここだけの話、好きな人はいますか? ブ ええっ! そ、そんなことを答えるんですか? マ ブロッサムの好きな人は、中学校の生徒会長だもんね。とはいっても生徒会長は女の子だったからすぐ失恋しちゃったけど。 ブ マ、マリン!? マ あとほら、ピンチのときに助けてくれる謎のイケメンにも目がハートになってたし。 ブ あ、あのっ! 好きな人の話もこのくらいまでで、どうかお願いしますぅ~。 |
かなり踏み込んだ内容になってますよね。当時の攻めの姿勢のポップスタイルを見習いたいものです。もちろん、プリキュアたちのノリの良さあってこそです。
そうそう、日曜日の横浜でのイベントは55人のプリキュアたちがノリノリでサービス精神にあふれ、
すばらしいイベントになっていました。ファンの声援に応えて手を振ったり、宮野真守さん、山本美月さんらゲスト声優さんたちがプリキュア愛を語ると、喜んだり照れたり。さらには、フォトセッションが始まる直前には、髪形を互いに直し合っているプリキュアたちもいました。そして、沿道のファンたちに囲まれながら、2か所でダンスを披露したのです。
そうした節目に立ち会えて、何かとおつきあいさせていただいたポップスタイルとしても光栄でした。55人が総出演する記念すべき映画「HUGっとプリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」は27日公開です。ポップスタイルを読んでからお出かけください。
・第4週は「シムクン韓流」の掲載週です。今回は、チャ・ウヌさんが登場。
・辛酸なめ子さんのじわじわ時事ワードのテーマは「ストレス臭」。あなたも、におってませんか?
・そして、SCENEでは、先日10日にシアタークリエで行われた安倍寧さんと大竹しのぶさんのトークショーのレポートを。そして、次回の企画も発表しております。なんとゲストは・・・。紙面を是非ごらんください!
【プレゼント】
・プリキュア劇場版のプレス用パンフレット(非売品)を読者3人に、チャ・ウヌさんのサイン入りインスタント写真を3人に、それぞれプレゼントします。応募には紙面掲載のキーワードが必要です。応募はこちら 、または、https://qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/ をクリックしてください。10月28日(日)午後11時締め切りです。
★ポップスタイルが掲載されているのは、読売新聞夕刊です。一部地域では夕刊自体発行していませんのでご注意ください。
お買い求めは、読売新聞の販売店や駅売店で(コンビニでは置いていないところが多いです)。夕刊は1部50円。