第3回AKB48総選挙速報の感想2

こんにちは。

総選挙速報の感想パート2をお送りしたいと思います。

今回は、AKB48の熱烈なファンでもある、東京大学史料編纂所の本郷和人准教授に感想と順位予想をしていただきました。

かなり熱いものになっており、読み応え十分なので是非ご一読ください。

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■ ポリシー 推しはさておき、本気で当てに行きます!

■ 大原則 AKB48は、アキハバラ48ではない

 「会いに行けるアイドル」と銘打って、250人収容の劇場で芸を磨いてきた彼女たち。いまや彼女たちはスーパー・アイドルに成長し、メディアでの活躍がメインの仕事となった。いまはもう誰も、アキハバラ48とは呼ばない。その意味をよく理解した上で、順位づけをしたい。

■ 初回の選挙速報に接して

 この段階で投票する人には、総選挙を待望していた、ガチのファンが多いと考える。

 だが、そこで大原則。ファンは一昨年はもとより、昨年よりも広範。思い入れたっぷりではなく、ゆとりを持って投票してくるこれからのファンの動向にこそ、「いまのAKB」の特徴が現れるはず。とすれば、初回の結果はさほど重視すべきではない、と考える。

  1. 前田敦子
  2. 板野友美
  3. 渡辺麻友
  4. 大島優子
  5. 柏木由紀
  6. 指原莉乃
  7. 小嶋陽菜
  8. 高橋みなみ
  9. 篠田麻里子
  10. 高城亜樹
  11. 松井玲奈
  12. 北原里英
  13. 宮澤佐江
  14. 松井珠理奈
  15. 峯岸みなみ
  16. 山本彩
  17. 横山由依
  18. 河西智美
  19. 市川美織
  20. 渡辺美優紀
  21. 倉持明日香

■ 予想基準

①メディア露出に素直にのれ 大原則からして、テレビ・新聞・雑誌への露出の高い人を重視した。そうすると、ユニットを組んでいない人は、苦しいのではないか。篠田さん、河西さんの順位が低いのはそのためである。

②ホームの規模を考える AKB、SKEに加え、今年はNMBが参加する。投票総数の増加が見込まれるため、名古屋をホームとするSKEはつらいのではないか。また、関西圏の票を集め、NMBの両エースが入ってくると思う。

③「女子どもはすっこんでろ」? かつては投票のパイが小さかったから、一人で順位を変えてしまうほどの票を入れる「石油王」が現れた。それはピンチケのみなさんが真似のできない行動である。だが、いまや大原則。10万円(僕の予算規模。がんばってもこれくらい。しくしく)突っ込んだくらいでは、順位は微動だにしない。投票行動の主役は、たくさんいる「子ども」なのだ。

一方で、女性。これが難問だ。アイドル全般には無知な僕は、女性がどれくらい投票するのか、皆目見当がつかない。女性誌への登場が多いといえば、板野さん、小嶋さん、それにモデルをこなす篠田さんなのだろうが・・・。

④そうは言いつつも、願望も 当てに行く、とは言いながら、そこは願望がそこかしこに顔を覗かせる。たとえば僕は「まゆゆ(渡辺麻友)ヲタ」のファンなのだ。彼らは、ファン投票で人気曲の順位を決める、今年の「セットリストベスト100」の結果を踏まえて、一晩中反省会をしたほどの清々しい男たちなのである。彼らの望みを叶えてあげたくなる。それが人情というものであろう。前田さんの次のセンターが松井珠理奈さんになる前に、「まゆゆセンター」を見てみたいという思いもある。

もうおわかりかも知れないが、僕の推しメンはあきちゃ(高城亜樹)である。冷静に考えると相当難しいかも知れないが、がんばれ、あきちゃ。

⑤当たるな! ずっと参照し続けている大原則だが、僕は実は大いに異議あり!なのだ。品のない芸人とからんで、はしゃいでいる彼女たちなんて、見たくない。歌とダンス、それに多少のMC。それで十分、いや十二分ではないか。彼女たちにはアキハバラに戻ってきて欲しい。劇場でキラキラ輝いている子が上位を独占して欲しいのだ。だから、最後に言わせて下さい。はずれろ! 当たるな!