(央)です。今年はほんっとに「ゲゲゲ」イヤーですね! ただでさえ大人気の水木しげる先生が奥様の自伝「ゲゲゲの女房」がNHK朝の連ドラとなったことからさらに人気爆発! ついには文化功労者にまで…! さて、半世紀にわたり内助の功で夫を支えてきた“ゲゲゲの女房”こと武良布枝さんもすっかり時の人に。夏に行われた銀座松屋での「ゲゲゲ展」で、ごあいさつに立たれた布枝さんご本人にわたくしすっかり魅了され、インタビューを申し込み、本日の読売夕刊popstyleにご登場いただくことができたのです! お写真をぜひごらんください…!
今回はゲゲゲの女房映画作品の公開も近いし…このくらいの時期のインタビューと掲載で…などと、夏のゲゲゲ展直後に、余裕をもって前もってのお願いをしていたところ、ナンとナンと全く偶然にもインタビューの前日に水木しげる先生が文化功労者に決定したのです! これにはもうほんとに驚きました。
非常にお忙しいであろう所恐縮だな…と訪れた調布の水木プロはまさにお祝いの花に埋め尽くされており、でもその花々も霞んで見えるほど、おきれいでたおやかな“大和撫子”そのものな奥様が登場された時は本当に感激でした。
2年前に「ゲゲゲの女房」が刊行された時、すぐに読んでほんとうに素晴らしいと思っていました。何よりすばらしいと思ったのが、赤貧時代の苦労など、水木先生ご自身も繰り返し様々な自伝で描かれ/書かれていることだけでなく、注文が殺到するようになってからの奥様としてのさみしさ…それに起因するちょっとした衝突(作中では「20メートルの家出」と題されています)…まで、本当につつまずたくまず、「あるがまま」を淡々と書かれておいでだったことです。
紙面の記事でもたっぷりうかがっておりますのでぜひご覧ください。
そして写真にもある通り、何ともうれしいサプライズ! 水木先生ご本人が突然ふらりとご同席してくださったのです!! 私はこの日、水木先生が事務所においでだと知らなかったので椅子から落ちそうなほど驚きました。詳しくはぜひ紙面をご参照…ご同席はされてもお話しはされず、でも奥様を気遣われているというか気をお引きになりたい?というかその感じがもう…かわいらしくて萌えちゃいます! このお写真からも十分に伝わるかと思いますが、紙面でぜひぜひエピソードの数々をお読みいただきたい!
今回はそして、世界妖怪協会会員でもあり、水木先生ご一家とご交流の深い、京極夏彦さんからも非常に興味深いコメントをたっぷりいただいておりますし、その京極さんのお言葉を裏付ける写真もいろいろ…
ハッキリ申しまして、自信作の紙面です!
紙面の雰囲気がちらっと分かる動画はこちら。あ、今回の動画では編集部として実に重大な発表がなされておりますので、心してご覧ください
「ゲゲゲの女房 武良布枝の『内助の功』」
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_popstyle/pop101109.htm
さて、ドラマが大話題でしたが、20日から公開の映画「ゲゲゲの女房」もすんばらしいですよ! とにかく映画のゲゲゲは宮藤官九郎さんが余りにも水木さんご本人のお若きころにそっくり! そして“女房”役の吹石一恵さんの立ち居振る舞いに何とも言えぬ色気があって…幻想的に作り込まれた傑作映画だと思います。こちらもぜひ足をはこんで見てください!
今回紙面ではほかにも、いま女性の間で話題沸騰の変幻自在なファッション雑貨「マジックショール」や、メイド喫茶ならぬおばあちゃん喫茶?!な「カフェ・ロッテンマイヤー」、来日中のラスター・ノトンレーベルの公演紹介も。
ミヤネ屋でおなじみ林裕人先生のコラムは「かんさいだき」について、古屋兎丸さんのpopくんは今大話題のあの多才な方をネタに…!
今回もpopstyleは読み応えたっぷり。ほんとうにみんなにお勧めして読んでください!
プレゼントです!
映画「ゲゲゲの女房」ポスターを読者3人に。
こちらの応募フォームからご応募ください! 11/16(火)締め切りです。
夕刊の買い方 http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/yukan.htm
紙面、ブログへの感想、質問は popstyle@yomiuri.comへ。
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記事に無関係で恐縮ですが、プライベートで怪奇と薔薇を愛好する私(央)が黒い自宅で溺愛する爬虫類たちの勇姿、動画公開中…くるくるやもりは非常にレア?!
何と芸をする!「くるくるやもり」http://jp.youtube.com/watch?v=D_GRRrGHVic
「ぴょんぴょんとかげ」http://www.youtube.com/watch?v=t46QbYHwRgI