水野純子さんこぼれ話

(央)です。そう、(福)たんも言う通り、どんどん更新していきましょうね!!

このブログのうたい文句に、「取材の裏話」とありながら今まであまり出てきていなかったような…

新聞はとってもとっても紙幅が限られています。読みやすくお届けするため、文章を短くして写真(絵、イラスト)等を大きくレイアウトするため、せっかくお聞きしたお話を、涙をのんでバッサリ落とすことも多々あるのです。

というわけで、5/24掲載だった「ALL ABOUT水野純子」の時、最後まで残そうと試みていたけれど落ちてしまった興味深いお話をば。

水野さんはスウェーデン人のかわいい漫画家さん(「取れたてブログ」のお写真でも一緒に写っていたオーサさん)と、世界の漫画家が置かれている状況について話し合っていた時、「私たちの国で、今までの若者にはバラエティーに富んだ漫画がなかった。対象年齢ごとにたくさんのジャンルがある日本の漫画がうらやましい」と言われたそうです。そして、びっくりするものをオーサさんが見せてくれたとか。それが、表紙が馬の写真の馬雑誌(?)。

中を開くと、馬グラビアに馬と少女のふれあいを描く子供向けの漫画に、馬が擬人化された漫画……

何でも、馬はスウェーデンで大変ポピュラーな“ペット”だそうで馬の雑誌が多いのですって!…日本では須藤真澄さんの「ゆず」シリーズ、小林まことさんの「What's Michael?」、ほしよりこさんの「きょうの猫村さん」、ねこぢるさんの作品群、渡辺電機(株)さんの「はたらくねこ」など猫漫画と言ってもとんでもないバラエティーがありますが、スウェーデンではそんなに多種多様ではないのだとか。その前に、漫画自体がそんなになく、馬漫画のほかはアイドル雑誌のアイドル漫画くらいなのだ、とオーサさんに聞いて水野純子さんもびっくりしたそうです。

面白いですねー。ほかの国の漫画事情も、またぜひ聞いてみたいところです。