まぐさを食む日々

 どうも皆様初めまして。Pop Style編集部の「(央)」こと尾崎と申します。相変わらずPop Style編集長が表に出てこようとしないので、時々「(福)」こと福田さんとともに、このブログを書かせて頂きます。紙面では、「恋ナビ対決」(19日掲載の錦糸町編を担当しました)ほか、「SCENE」でのイベントリポートを時々書き、また見開きの人物特集「ALL ABOUT」にも関わっていきます。 そのほかにも編集部一同で今後も続々、いま、そしてこれからアツい人々・イベント・場所などをPop Styleで紹介していきますので、ご期待ください!

 さて、石田純一さんによる第3回と4回めの「恋ナビ対決」判定も出ました! 石田さんの判定は我々編集部にとっても大変参考になり、「さて次は何を出そうか」とやる気もかき立てられます(石田さんご本人とデートできればもっとアイデアがわくのに! と編集部女性記者一同が言っていたりいなかったり?)。来週水曜日はゴールデンウイークのため1回Pop Styleはお休み。実は今年の水曜で唯一のお休みがこの5月3日なのです。後はネタをかき集めに一同馬車馬のように働く…ハズです。次回掲載の5月10日もハッキリ言って、濃いです。見逃せませんよ!

 さて馬車馬にも「まぐさ」が必要…というわけで、読書や映画鑑賞、イベントに参加するなどして、養分の吸収に努めたいと思います。紙幅の都合上、本紙ではなかなかすべてご紹介できないあれこれをここに書いていけたらなぁと思います。

 先週は終業後に渋谷のライブハウス「O-Nest」にて中原昌也さん、RUINS ALONE 、DMBQ 、the USA Is A Monsterらのライブを鑑賞。耳をつんざくノイズから、大迫力のロックまで十分に堪能しました。堪能しすぎて一人でコケ、自分のお酒を頭からかぶり、焼き海苔が固まったみたいな状態となりました…文字通りノリノリ。

 とにかくドジでよくコケるんですよね…取材時も転んだりガラス細工をこかしたり、忘れ物をして取材のお相手に追いかけられたり電車を逆に乗ったりと、ボケ連発です。ドジっ娘がかわいいのは2次元の中だけです。3次元になじめるよう精進したいものであります。

 昨夜は三島由紀夫の幻の映画『憂国』のDVDを観て、底知れぬ作家のナルシシズムの爆発にそら恐ろしいものを感じつつ、普通の映画文法とは異なる表現の数々、画面の美しさに感心しました。

 ちょうど私が生まれた年と月は三島の自死と同じ1970年11月。DVD特典のドキュメンタリーで静かに語る三島の声を聴き、そういえばニュースの中で「檄」を叫ぶ以外の彼の肉声を聴くのは初めてだな、と改めて思い知ったり。彼の生きていた時代を知らぬ世代の人間にとっても、貴重な映像ではないかと思います。

 明日は渋谷の名画座シネマヴェーラ渋谷に、加藤泰監督の『車夫遊侠伝 喧嘩辰』『怪談 お岩の亡霊』を観に行き、蓮實重彦さん・鈴木則文さん・山根貞男さんのトークを聴きに行く予定。加藤監督作品は『みな殺しの霊歌』しか観たことがないので楽しみです。

 それでは今回はこのへんで。