こんにちは、おはようございます、こんばんは、popstyle編集長の森田睦です。
popstyleの歴史を振り返る「プレイバックpopstyle」です。
今回はいよいよ直近の700回目。ご記憶にある方もいらっしゃるかと思います。達成日は2020年6月10日夕刊でした。
新進気鋭の台湾のイラストレーター、高妍(ガオ・イェン)さんにイラストを描き下ろしていただきました。
「コロナ禍の後の世界は?」というお題を提示させていただき、ちょっと前向きになれるようなイラストと短文をお願いしました。
イラストはもちろん、短文もすばらしかったのです。
まだ続くコロナ禍。高妍さんの寄せた文章は、今でも私たちの心に刺さります。
まだお読みになっていない方にも届けたい。そんな思いで、ブログに再掲します。
毎日夜8時くらい、絵のお仕事が終わってから、私はいつも人の少ない河川敷で自転車を漕(こ)いだり、散歩したり、絵のことを考えたりしています。
「コロナ禍の後の世界」というテーマは何を描こうか考えながら、のんびり自転車を漕いでいる時、イヤホンからカネコアヤノさんの「はっぴいえんどを聴かせておくれよ(仮)」という曲が流れてきました。
<ああ、こんなものさっさとおわらせて/公園とかスーパーとかどっか外出て空気吸おうぜ/ああ、早くはっぴいえんどを聴かせておくれよ>
そして、台北の街の風景と自転車を押す女の子を描くことにしました。
「はやくハッピーエンドで終らせてくれよ」と願っています。
はっぴいえんどや細野晴臣さんのファンである高妍さんは、シンガー・ソングライターのカネコアヤノさんの曲「はっぴいえんどを聴かせておくれよ(仮)」を引用しながら、「見事に私も含めた多くの人たちの思いを代弁してくれました。
さて、800回目はどなたが登場してくださるのでしょうか。2022年に迎える予定です。それまで、1回1回を大切にして、読者の皆さまにpopstyleをお届けしていきたいと思います!
高妍さん登場の過去紙面は、図書館などにある読売新聞縮刷版、または
・ヨミダスパーソナル(https://database.yomiuri.co.jp/about/kensaku/)
・「記念日の新聞」記事コピーサービス(https://yomiuri-plus.com/hensyu/memorial.html)
で読むことができます。
------------------------------------------------
今週水曜(7日)夕刊のpopstyleのメニューは
- ALL ABOUT「新木優子」
- イマ推し!「田村飛呂人」
- 民ゾクッ学「秋田の人形道祖神」
- 辛酸なめ子のじわじわ時事ワード「縄跳びダンス」
- 田村芽実「ひめごと」
- 今日はどんな日「ミステリーの日」
です。
|