読売新聞水曜夕刊に掲載している新感覚カルチャー面。本日は、俳優の柿澤勇人さん、佐藤二朗さんが登場。お二人は9月に上演される三谷幸喜さん作演出の舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」で「名探偵」になる前のホームズと、ちょっと年の離れた設定のワトスン博士としてコンビを組みます。お二人は約1年前にも、ミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」で濃い関係の役柄を演じました。なので、取材に訪れた際はまだ稽古入って数日、というのに息ピッタリ。篤い信頼で結ばれていることが分かりました。なんせ、今年の正月午前2時から飲んでた、というのですから!
一応、今回は新聞紙面なので真面目で中身のあるテイストでまとめてみたんです。飲みの話は、最後の方だけちょろっと書いてますよね。酔っぱらうペースや、酔ったらしてしまうことが同じ、という文脈の中で。でも、実際のインタビューはいきなり飲みの話から始まって・・・しかもしばらく続きました。
柿澤さん「僕、尊敬する先輩方とご一緒にお酒を飲ませていただいている方が色々いらっしゃるんですけど、元日は実家で飲んでたんです。『2019年おめでとう』という感じで親と新年を迎えたんですけど、まず午前1時ぐらいに電話が来たのが、藤原竜也さん。『何してるんだ。来い』と呼ばれまして。そして、そろそろと帰ろうと思った午前2時頃に、今度は二朗さんから電話が。どこにいるんですか、『高円寺だ』って」ら来いって言うんですよ」
佐藤さん「あれ、0時越えたの?」
柿澤さん「越えてましたよ!あれ、地元の方と飲んでたんですよね」
佐藤さん「高円寺は昔住んでいて、なじみの店に、おっちゃん、おばちゃん、一緒に飲む年配の方が多くて。だから高嶋政宏さんとか連れていく時には『今度、高嶋さんが来るけどビックリしないでね』って言ってみんなで一緒に飲んだりして……」。
柿澤さんともそこで飲んだのかと思いきや、(佐藤さん)「いや、そこは元日はやってないから、違うとこなはず。そこで飲んでた人と別の店で飲んでたと思う。カラオケあるとこでしょ」
柿澤さん「なかったですよ」
佐藤さん「覚えてないんだよな」
柿澤さん「カウンターのきったねえ店でしたよ」
佐藤さん「だいたい、きったねえ店なんだけど」
・・・という感じです。こんな話で貴重なインタビュー時間の冒頭5分を消費してしまいました。
とにかくお二人が20歳ほどの年の差など全く感じさせないほど、気脈の通じ合う仲ということは分かりました。それは、昨年の福田雄一さん演出の舞台「シティ・オブ・エンジェルズ」で共演されたからなんですね。ご覧になった方も多いと思いますが、柿澤さんが気鋭の脚本家、そして佐藤さんが都合良く利用しようとするプロデューサーということで、対立する役柄でした。今度は信頼感で結びつく名コンビということで、また違った味わいでお二人の共演を見られそうですね。非常に楽しみです。
紙面の方はもっと、舞台の中身や稽古の様子など、貴重な?真面目な内容で構成しております。入手出来なかった方も是非、ご注文いただいて読んでいただければ幸いです。
そのほか、本日の紙面では、麻布十番に明日15日オープンする「セーラームーンレストラン」、明後日16日から公開される「ダンスウィズミー」のヒロイン、三吉彩花さんのインタビュー、東啓介さんのコラム「一筆啓上」、辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」は横浜でリニューアルオープンした「アンパンマンミュージアム」と「うんこミュージアム」のレポ、霜田あゆ美さんの「きょうはどんな日」は、専売特許の日をテーマに一コマ漫画を描いています。
【プレゼント】
柿澤さん、佐藤さんお二人のサイン色紙(2人で1枚の色紙に書いてくれました)を、3名にプレゼントします。応募には紙面掲載のキーワードが必要です。応募はこちら 、または、https://qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/ をクリックしてください。8月18日(日)午後11時締め切りです。
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