Pop Styleブログ

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堂本光一&井上芳雄

2018年6月13日

読売新聞水曜夕刊に掲載している新感覚カルチャー面「popstyle」。先週、お陰様で600回を迎えました。節目を記念したちょっとした遊び心、「King & Prince 屏風」が予想以上の大好評をいただき、うれしく思います。こういうのは紙の紙面のなせる業。最近、中高生の方々が社内を見学に訪れるのですが、文化部に飾っている屏風がやたらと目に付くようで、背中に視線が突き刺さります。今後も楽しい企画にずいずいチャレンジしていきます。

さて、スペシャルな紙面が続きます。堂本光一さん、井上芳雄さんというミュージカル界の2大スターが登場します。2人は、7月27日開幕の帝劇ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」で共演。話題沸騰、畏れ多くて当初は尻込みしていたのですが、ツイッターでのファンの皆さんの後押しもあり、実現しました。お二人の息ピッタリの対談に加え、演出のジョン・ケアードさん、振り付けのデヴィッド・パーソンズさんが見所を語ってくれています。また、東宝の池田篤郎演劇担当取締役からも、東宝がこのオリジナルミュージカルにいかに力を注いでいるか、というお言葉を東宝・帝劇の歴史的背景の話も含めて語っていただきました。

豪華な方々に登場していただき、編集部員は感動で、泣いっている!ところです。

堂本光一さん、井上芳雄さん。現在の舞台で、このお二人をしのぐコンビはないと言えるほど最強の組み合わせですが、凄いなあ、そして見ていてほほ笑ましいなあと思うのは、単に大物2人をそろえたのではなく、本当に仲が良いんだなあ、相思相愛なんだなあということが、2人の様子から伝わってくるからです。

この取材でも、冒頭の写真撮影からおしゃべりが止まりません。シックな雰囲気を狙って、カメラマンが照明を落とした部屋に入ると、光一さんが「この暗さが好き」と言って、「楽屋も蛍光灯は外しちゃう」とこだわりを語り出したのです。それに対し、芳雄さんも「外国の人は色素が違って明るく感じやすいみたいだよ。だからみんなサングラスしてるんだよ」と応じます。「帝劇の楽屋も外しちゃう」(光一さん)「メイクとか大丈夫?」(芳雄さん)などと、フランクな会話が絶えず展開されるのです。

インタビューに入っても、2人は記者の質問に答えながらも、ちょっと2人の時間になったりするんですね。例えば記者が「光一さんはコラムで『ラ・ラ・ランド』批判を展開されてましたが」と問うと、

「別に批判したわけじゃないですよ(笑)」(光一さん)

「あ、そうなんだ。グレイテストショーマンは?」(芳雄さん)

「大好き!」(光一さん)

などと、2人の会話が始まっちゃうのです。あ、普段こういう感じで、エンターテインメントについて色々意見を交わしているんだなあというのが生々しく伝わってきました。

このあたりの話は、紙面の方には書ききれなかったので、続きはこのブログで書いていこうかなと思ってますが、とにかく、今回2人が初共演を果たす「ナイツ・テイル―騎士物語―」は、語るべきことがあまりにも多すぎて、紙面がいくらあっても足りません。

なにせ、・堂本光一さんが17年8か月ぶりに新たなミュージカルに挑戦/光一さん井上芳雄さんの夢の共演/二人は2000年に帝劇デビューして以来、20代前半で主役を張り第一線で活躍してきた帝劇の申し子/演出は、「レ・ミゼラブル」で知られる巨匠、ジョン・ケアードさん/しかも、ジョン・ケアードさんの書き下ろし脚本/振り付けは、「パーソンズ・ダンス・カンパニー」で著名なデヴィッド・パーソンズさん/原作は、シェークスピア最後の作品など・・・とまあ、これだけ色々盛り込んだ作品というのもそうありません。約1か月の公演ですが、見たい方がすべて見られるわけではありません。読売新聞としては、今回の紙面をはじめとして、この画期的な作品の空気だけでも皆さんに伝えることができるよう、今後もチャレンジしていきたいと思っています。引き続き、チェックをよろしくお願いいたします。

さて、本日の紙面は舞台の話題が続きます。

「イマ推しっ!」のコーナーでは、屋良朝幸さんの主演ミュージカル「THE CIRCUS」を紹介しています。昨年まで「Endless SHOCK」を支えた名コンビ、コウイチ対ヤラの共演が紙面でも実演です。「THE CIRCUS」は17日から、よみうり大手町ホールで開幕するのですが、昨年「SHOCK記事展」を開催した読売ビル3Fギャラリーでは、「THE CIRCUS」の巨大パネルを会期中に展示しています。公演を観賞予定の方はもちろん、どなたでもパネルは見られるのでお気軽にお立ち寄りください。屋良さんは、「SHOCK記事展」の際は、日テレ「PON!」の取材でこのギャラリーを歩いてくれたんですよね。一連の出来事がリンクしているようでうれしいです。

毎月2週目掲載の「2.5次元のトビラ」は、ミュージカル「忍たま乱太郎」の最新作に出演している吉田翔吾さんが登場です。

「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」、漫画「水よう日の花子さん」、「週刊ニコニコ動画」も絶好調です。最近、花子さん人気が高まっています。連載300回を超えてのブレイクでしょうか!

【プレゼント】「ナイツ・テイル―騎士物語」の公演グッズを3人組にプレゼントします。応募には紙面掲載のキーワードが必要です。応募はこちら 、または、https://qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/ をクリックしてください。6月17日(日)午後11時締め切りです。発表は発送をもってかえさせていただきます。また、今回は公演の開幕後の発送となりますのでご了承ください。

★ポップスタイルが掲載されているのは、読売新聞夕刊です。一部地域では夕刊自体発行していませんのでご注意ください。お買い求めは、読売新聞の販売店や駅売店で。(コンビニでは置いていないところが多いです)夕刊は1部50円。

 バックナンバーのお取り寄せサービスが、東京・大阪でありますので是非ご利用ください。
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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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