先週20日、ジャニーズのダンスの達人、屋良朝幸さんの大特集を組ませてもらいました。屋良さんは、どんな質問にも笑顔で答えてくれたのが印象的でした。紙面の流れで収容されなかった、とっておきの話、ちょっとだけ公開しちゃいましょう。
読売中高生新聞で「ジャニーズJr.の小箱」という連載があるのです。2年前の記事で、屋良さんを尊敬するという宮近海斗さんの回を見つけました。屋良さんにコピーを持っていったら、この記事を読んでいなったようです。ちょっと長いのですが、引用しましょう。
(引用スタート)
僕のダンスは力強さが売りだと思っています。体が小さい分、人より大きく見せるために、自然と力が入ります。緩急が必要な場面なのに、時々力を抜き忘れてしまうのが弱点でもあるのですが。 そんな僕が憧れ、尊敬している先輩が、屋良朝幸君です。屋良君は歌も演技もうまい上、タップダンスもできます。僕と同じで体がそんなに大きくないのに、ダイナミックな振り付けや演出もできて、すばらしいです。 屋良君からは「カイ」と呼ばれています。「PLAYZONE」以外では会う機会があまりないのですが、ダンスについて「カイの得意な感じでいいよ」と、いつもアドバイスしてくれて、かわいがってくれます。時々、突き放された言葉をかけられますが、ツンデレなのは知っていますので、全く気になりません。笑顔もかわいいです。
(引用終わり)
これを屋良さんに見せたところ・・・
「『僕と同じで体がそんなに大きくない』って書いてますね。その通り」。明るく笑い飛ばしてました。「カイトにメールしよっと」とも。なんと、懐が深い。こんな素敵すぎる先輩がいるって最高ですよね。
話の流れのついでに、ダンスにおける小柄であることについてのデメリットを聞いてしまいました(筆者も小柄男子なので聞けたのですが、突っ込んだ質問にイヤな顔見せずに答えて下さった屋良さん、ありがとうございました!)
「そんなに踊りにこだわっていない時に、背ちっちゃいとフォーメーション前の方になるから、まあいいな、と。逆にセンターとか、本人の後ろぐらいにつける、ラッキーだなって思ってましたね。もちろん背がもうちょいあったら、もっと見せられることがあるなあと思うけど、でももう、この自分だからこそ見せられる表現が染みついているから、逆に俺しかできないってことは多分いっぱいあると思うし、別に踊ってて身長どうこうっていうのはないですよね。ライブとか見に行った時に、ちょっと見えねえな、前でけえなっていうぐらい」
こんなことを笑顔で語ってくれました。何と爽やかな人! 屋良さんを尊敬するという後輩がたくさんいるのもうなずけますね。
こんな素敵な屋良さんが主演する舞台「THE CIRCUS」が昨日から、よみうり大手町ホールで始まりました。来月半ばまで上演が続きます。みなさんお見逃しなきよう。私も早く行きたい!
読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。