5月に開幕し、連日満員が続いている劇団四季のミュージカル「アラジン」。今回は、その魅力をたっぷりお届けします!
「アラジン」は、ディズニーのアニメ映画「アラジン」を基にしたミュージカル。ブロードウェーでは昨年初演され、米国以外では日本が初の公演となります。演出・振り付けはトニー賞なども受賞しているケイシー・ニコロウ。作曲は「美女と野獣」「リトルマーメイド」など数多くのディズニーの名曲を生み出してきたアラン・メンケン、星空を自在に飛び回る魔法のじゅうたんはじめ、驚きの舞台装置はボブ・クローリーが手がけています。
取材のため、「アラジン」を見たのは公開舞台稽古を含め計4回。2回目からは、どこでどんなセリフや仕掛けがあるかも分かっているのですが、それでも毎回思わず笑ってしまったり、感動したり。主役のジーニーはじめ、キャスト全員の歌とダンスは圧巻で、見る度に発見がありました。
キャストにインタビューしたところ、観客の反応も毎回違うそうで、演じている方も毎回発見があるそうです。また、このミュージカルは実は40代前後の大人をターゲットにしているとか。子供ももちろん楽しめますが、舞台から見ていると特に大人の男性の反応がよいと聞いて、アラフォー世代の記者もなるほどなあと思いました。
数々のナンバーの訳詞を手がけたのは、昨年大ヒットした映画「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー ありのままで」などを手がけた高橋知伽江さん。「行きたい 壁を越えて」「自由に生きる 心のまま」など、至るところにメッセージが込められています。周りに合わせたり、流されたりしていつの間にか自分が本当に望んでいることを見失ってしまった大人こそ、心から楽しめるミュージカルなのではないでしょうか。
小道具も衣装も装置も何もかも豪華で、細部にまでこだわっている「アラジン」。見れば日頃のあれこれも忘れて舞台にのめり込むことは間違いありません。年内のチケットはほぼ完売していますが、すでに来年いっぱいの公演が決まっており、来年以降はまだ空席も残っています。機会があればぜひご覧になることをおすすめします。
今回は、大好評連載「タカラヅカ 新たなる100年へ」も掲載。5月に星組から宙組に異動し、2番手の羽を背負うことになった真風涼帆さんが登場します。辛酸なめ子さんのじわじわ時事ワードも、サザエさんの登場人物に関するシュールな話題。zakka散歩、旅クチコミ番付もお楽しみに!ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
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