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表参道ヒルズで12月15日、世界中で人気を誇るモンスター・ヴォーカル・ユニット、「IL DIVO」(イル・ディーヴォ)のスペシャルライブが行われました。IL DIVOといえば、7月13日の紙面で登場したpopstyleファミリー。当時の紙面やブログでも今年の中でも特筆すべきほどの大反響をいただきました。これは、行かない手はないでしょう。「前のめり」が信条のpopstyleブログらしく、写真満載・思い入れたっぷりの詳細レポをお楽しみ下さい!

11月9日、待望の3年ぶりのオリジナルアルバム「WICKED GAME」(ウィキッド・ゲーム)がNs2_0252 発売になり、さらに11月30日には、DVD「LIVE IN LONDON」が発売になったIL DIVO。さらに、アルバム収録曲「TIME TO SAY GOODBYE」が、トヨタ「アルファード」のCM曲になり、ファンの来日期待は高まるばかりの状態でしたが、なかなか来日の確定情報がもたらされませんでした。ファンがやきもきしていたところに今回、今週初めに緊急来日の報せが伝えられたのです。驚いた方々、予定を合わせられなかったファンの方も多かNs2_0253 ったかもしれません。

いやいや、それでもファンはすごい。東京・表参道ヒルズには本当にたくさんの方々が集まっていたのです。この日は「クリスマス・スパイラルライブ」とのタイトルで催されたフリーのイベント。IL DIVOがこのようなフリーライブを開くのはすごく珍しいとか。会場となったのは表参道ヒルズの「吹き抜け大階段」と呼ばれる場所。渦巻きのような不思議な構造の建物の吹き抜け部分の最下層にあたる階段の上に設けられたステージでした。階でいうと地下2階にあたるのですが、ファンは吹き抜けをぐるりと囲むようにして観覧する状態で、それが地下2階から地上3階まで、つまり5階分のフロアが、ファンのNs2_0257 女性たちで埋め尽くされていたのです。

スペイン、スイス、フランス、アメリカと国旗を手に待ち構えているファンも、ペンライトや横断幕を用意してる人たちの姿もありました。スタッフの方が「朝早くからお集まりいただきありがとうございます」とアナウンスした時、苦笑する声が漏れていたので、相当早くから並んでいた方もいたのでしょう。イベントは午後6時15分からでしたが、何時間待ったのでしょうね。いい場所の方は、IL DIVOを2mほどNs2_0255 の至近距離から拝めたわけですから、寒い中、耐え忍んだ甲斐があったことでしょう。


それにしても、待ちかねたファンの興奮はものすごかったです。IL DIVOの入場口らしき場所に人影が見えると、来るわよ!キャー!!というの歓声が起こったのです。オッと、これはフライング。残念ながらその影はIL DIVOとデュエットした愛娘・すみれさんを見守りに来た石田純一さんでした。すみれさんは、石田純一さんをロケの51wa8hym9l__ss400_合間を縫って、すみれさんに内緒で見に来ていたそうです。それにしても、石田さん、最上階まで取り囲むファンの数にビックリです! 余談ですが、石田純 一さんも我がpopstyleファミリー。しかも重鎮なのです。popstyle初期の好評企画「恋ナビ対決」という講談社の雑誌「TOKYO1週間」とのデートプランバトルの初代審査委員長を務められていたのです。2代目審査委員長の青田典子さんとともに、的確なデートアドバイスのコメントを下さり、何と書籍にもなっているのです。「デートの罪と罰」という本で3年前に発刊されました。

 

さあ、いよいよIL DIVOの4人の登場です。司会進行の女性が経歴についてスピーチします。「さて、11月に3年ぶりに発売されましたオリジナルアルバム『WICKED GAME』の日本版ボーナストラックとして収録されましたフジテレビ系ドラマ『外交官 黒田康作』主題歌と映画『アンダルシア 女神の報復』主題歌と、トヨタ『アルファード』テレビCM曲として大ヒット中の『TIME TO SAY GOODBAY』に加え、伝説のシンガー・ソングライター、ロイ・オービソンが1961年に放った全米ナンバーワンヒットナンバー『CRYING』を、俳優・石田純一さんと女優・松原千明さんを両親に持つ新星ボーカリスト・すみれさんとのデュエットが話題になっているIL DIVO。今年の6月の来日では、映画『アンダルシア 女神の報復』完成披露試写会に出席し、主題歌『TIME TO SAY GOODBAY』を披露いたしました。ハードスケジュールにもかかわ らず音楽の外交官として観光庁を公式に表敬訪問し、音楽で世界の懸け橋になNs2_0258ることを約束いたしました。そして再び日本に訪れ、歌のクリスマスプレゼントを会場のみなさんにお届 けするため、本日ここ表参道ヒルズに来てくれています」

「それでは、お呼びしたいと思います!IL DIVOのみなさんです!!  大きな拍手でお迎えくださーい!!」 

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直後から、ものすごい大歓声です。「キャーーーーーー」「ワーーーー」「ヒャーー

ーーーーーー」「セバスチャーーーーーーン!」「セバスチャーーーーン」(セブファンの頑張りが目立っていました) 

まず4人とも、やはり最上階まで埋め尽くしたファンに驚いていたようでした。左、右と首が直角になるほど、上を見上げていました。そして、足並みをそろえて、ゆっくりとNs2_0260_2階段を上ってくる4人。相変わらず背筋がピンと張って、歩いているだけで様になります。今日はデザインは異なるものの4人ともシックな黒のスーツで決めてきました。ウルスとデイヴィッドはネクタイ、セバスチャンとカルロスがノーネクタイ。カルロスは、相変わらず胸毛が見えそうなぐらいエリ を開いておりました。さすがです。真冬でも関係ない。年中熱い男なのです。

この階段の踊り場にさしかかったときに、ファン思いのIL DIVOらしい場面が見られました。私、シャッタNs2_0261ーチャンスを逃しませんでしたよ。デイヴィッド(右端)をご覧下さい。体勢を崩しながらも、ファンが投げた赤いバラを見事キャッチするのです。これは見事でした。さすが、アクティブでIL DIVO一の高身長のデイヴィッド。軽い身のこなしと長い手足を生かして、ファンの気持ちを落としてなるものかとの思いで、決 めてくれたのです。

そして、丁寧に花を投げてくれたファンに手を振るのです。IL DIVOがステージに到着し、歌Ns2_0265 い始めるまで1分半、ファンの声援は全く鳴りやみませんでした。この歓声は確実に、ヒルズの外、イルミネーションがきらめく表参道の通行者にも届いていたに違いありません。

それにしても、IL DIVOの4人も、ファンの声援に感慨深げな様子でした。ウルスやセバスチャンが首が痛くなるんじゃないかと思えるぐらい何度も何度も上を見上げたり、デイヴィッドが「すごいよねえ」というような表情でメンバーの顔をのぞいたり、カルNs2_0269 ロスに至っては顔が紅潮していたようにも見えました。まさに雪のように上から降ってくる声援を浴び、IL DIVOの4人も大きな興奮を抱いたのでしょう。

そのことは、この後の素晴らしい熱唱でも分かるのですが、この続きはブログ第2弾でお楽しみ下さい。アップ写真も満載します。

ちなみに、イベントの取材と撮影、ブログの執筆は、7月のIL DIVO特集を担当した(清)が行っております。popstyleは10月いっぱいで離れましたが、IL DIVOファンのみなさまのために一時的にブログを書かせていただいております。カメラマンではないので、写真にはかなり無理がありますのが、どうかご容赦下さいませ。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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