Pop Styleブログ

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行ってきました!! 氣志團の対バンスタイルGIGシリーズ「極東ロックンロール・ハイスクール 2011101116190000 ももクロちゃんに逢えちゃうよぉ~♡ ウレPギャ~ス!!」。今年メイジャーデビュー10周年の唯一無二のヤンクロックバンド・氣志團と、驀進中のいま会えるアイドル、週末ヒロイン・ももいろクローバーZの対バンは、親和性ありありの究極コラボレーションだったのです。両者は奇しくも、今年7月に「ALL ABOUT 綾小路翔」、「ALL ABOUT ももいろクローバーZ」として、読売新聞popstyleで大特集した「popstyleファミリー」。そして、二つの特集は、特に反響が大きかった今年を代表する紙面です。これを行かずして、今年のpopstyleは語れない! そして、果たして、これほどまでに相思相愛、互いをリスペクトした上での対バンGIGはあったでしょうか。私は、何度かこの氣志團対バンGIGシリーズは足を運んでますが、ホスト(氣志團)・ゲスト(ももクロ)・双方ファンの愛が満ち溢れ相乗効果を生んだGIGは、今回が最高かと思います。ぜひぜひ再演熱望! 渋谷AXでは狭すぎ! 行けなかった方のために、もっと大きいハコでもう一度やってほしいと願うしかない絶頂の一夜なのでした。

まずは、会場に駆けつけたファンのみなさんは、すぐにお気づきになられたでしょう。ももクロDsc_9555_2 ちゃんの衣装に異変があったことが。ももクロの5人は、それぞれ、頭にリボンのカチューシャ、左腕にはシュシュをつけていたのですが、当然のごとく、百田夏菜子<赤>、玉井詩織<黄>、有安杏果<緑>、高城れに<紫>なのですが・・・佐々木彩夏<橙>だったのです。本当のイメージカラーは<桃>なのですが、これはまさに氣志團カラーに合わせたもの。氣志團は、綾小路翔(Vo)<赤>、早乙女光<青>(Dance&Screem)、西園寺瞳(G)<紫>、星グランマニエ(G)<橙>、白鳥松竹梅(B)<緑>、白鳥雪之丞(Ds)<黄>。なんと、橙・桃の違いをのぞけば、脱退した早見あかりの<青>まで一緒なんです。もう、ここだけでも親和性ムンムン!

実は、このカチューシャとシュシュ。会場でも販売されていた氣志團グッズなんです。

http://twitpic.com/6k83u0

氣志團サイドから、「もし良かったら使ってください」という提案を、ももクロちゃんが快諾。ももDsc_9694 クロちゃんはさらに、自己紹介が終わり曲に入るとき、着物風のコスチュームを脱ぎ捨て、この日限定販売のコラボTシャツ(江口寿史デザイン!)姿になるという徹底ぶり。

デザインはこちらを参照下さいhttp://blog.honeyee.com/sayanocozey/archives/2011/10/07/p.html

なんて懐が深いんでしょ。もっと言ってしまうと、このグッズ。勘のいい方はお気づきかもしれませんが、それぞれ「ポニーテールとシュシュ」、「Everyday、カチューシャ」という名前のグッズなんです。そういう意味でも何かすごいです(ももクロちゃんもそこまでは知らなかったと思いますが・・・)。

さてさて、前置きはここまでにして、GIGの中身に触れていきましょう。今回は、Dsc_0377_2とにかく氣志團がアウェイでした。ももクロファンの数、そして熱さがすごい。実際には、氣志團ファン2割、ももクロファン7割、そして両方分かっている感じの人が1割程度といったところだと思いますが、ももクロの出演中は9割がももクロファンで占められている錯覚を覚えました。ももクロの自己紹介から息ピッタリの掛け声が会場を支配し、サイリウムが無数に点灯。いったい氣志團ファンはどこにいるのだろうと思うほどでした。

そんなホームの会場でやりやすかったのか、ももクロちゃんはガンガン飛ばしてくれました。1曲目「行くぜっ!怪盗少女」、挨拶&自己紹介の後は、なんと8曲連続で歌いっぱなし。特にアップテンポの2曲目「CONTRADICTION」、3曲目「ピンキージョーンズ」で立て続けに激し過ぎるダンスやアクロバットを披露。MCは短めに、1時間で10曲を矢継ぎ早に聞かせる凝縮しDsc_9353 た構成で、ファンを終始熱くさせたのでした。とにかく、会場全体から声が飛び、実際に床も揺れるほどの熱狂ぶり。正直、この後、氣志團が出てきたら、ももクロファンはどんな反応を示すのか、氣志團を見ないで帰る人も大量に出てしまうのではないか、と心配するほどファンの勢いが凄かった。ももクロちゃんたちも、最後の挨拶で、「氣志團さんのファンの方もたくさんいるのに、一緒にノッてくれてありがとうございました」(高城れに)、「素敵なワンナイトカーニバルをありがとうございました」(佐々木彩夏)、「みなさん全力を使いきったと思うので、水でも飲んでリセットして、氣志團さんのライブはもっともっと楽しんでください。私も氣志團さんのライブを全力で楽しみたいと思います」(百田夏菜子)と、気遣いを忘れませんでしたが、それでも不安はぬぐえないほど。実際、バンドの入れ替え時間になると、会場を後にするファンも散見されましたし、氣志團が登場してもロビーにいる人も少なからずいました。ところが、氣志團のステージではそんなももクロファンが慌ててしまうような演出が施されていたのです。

<ももクロ セットリスト>

1.行くぜっ!怪盗少女

2.CONTRADICTION

3.ピンキージョーンズ

4.キミノアト

5.D’の純情

6.Chai Maxx

7.スターダストセレナーデ

8.全力少女

9.コノウタ

10.ももクロのニッポン万歳!

11.走れ!

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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