1話から3話までの持っていき方は本当に見事だなと感じたのですが、虚淵さんによると、アニメ「Phantom ~Requiem for the Phantom~」で一緒に仕事をした、黒田洋介さんの方法論を実践したんだそうです。いわく、「さすがベテランの言葉は違った。なるほどなあと」。ネット上では、「仮面ライダー龍騎」との比較もよく語られていますが、虚淵さんは「龍騎はバトルロイヤルものとして秀逸な出来だし金字塔。どうしても相似はする」と述べつつ、小説「Fate/Zero」でバトルロイヤルを描いた経験を踏まえて、利害対立と仲間割れ、誤解とすれ違いの物語を組み立てていったということでした。