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編集長(二代目)です。

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★舞台ではすべてが出せる

そんなわけで、2代目ヘドウィグ、山本耕史氏のことを書きましょう。彼とはインタビューする機会を多くて、2002年8月のロックバンド、チューリップのトリビュートミュージカル以来、4回も会っPhoto ています。ハートのある男なので、話を聞くと熱い言葉がいつも気持ちいい。だから、新作舞台をやる度に話がききたくなるんですよね。これまでの取材テーマを振り返ると、3人で演じた「チック・チック・ブーン」、2人で演じた「ラスト・ファイブ・イヤーズ」。改めて並べてみると、彼はいつも難しい作品を選び、その度にいい仕事をしていることが分かります。2004年に「新選組!」に出演するために1年間、舞台の仕事をお休みしましたが、その時の心境を2005年のインタビューでこう語っています。

山本「ストレスがたまりましたよ。映像ではエネルギーが放出できない。舞台では自分のすべてを出しきれますからね」

★オリジナル英語歌詞に挑む

そんな彼も30歳になり、今年2月に「ヘドウィグ・アングリーインチ」に主演しました。取材ではその点を聞きましたが、「一歩踏み出す勇気は持ち続けたいですね」とキッパリと語ってくれました。当然、作中でも高いハードルを課していました。賛否両論分かれるところですが、歌をオリジナルの英語歌詞で歌ったのです。

山本「大音量のハードロックに合わせて、日本語で歌っても聞き取れるか疑問なんですよ。ただ、英語だけで思いがつたわるか。大きな挑戦です」Photo_2

★演じきり、客の心をつかむ

さて、本番は2007年2月開幕。会場はライブハウスの新宿FACEでした。冒頭、客席から舞台に上がると、いきなり「ベルリンの壁」風のマントを広げ、「Tear Me Down」を歌い上げるが、客席の反応はイマイチ。あまりにも変わり果てた姿に、テレビでの山本氏を知るファンは引いてしまったようです。ただ、丁寧な曲間の語り、曲の世界を鮮やかに映し出すアニメーションの効果で、どんどん場内の空気が一つになる様子が分かりました。三上氏のように「なりきる」のでなく、「演じきる」ことで観客の心をつかんでいました。

Photo_2★身を削るような作品だった

もう読んでいただけた方も多いと思いますが、9月5日の紙面で、山本氏は演じた感想を「身を削るような作品だった」と振り返っています。彼ほどの若き実力派にとっても消耗するほど大変な演技だったようです。来年4月に再演も決まったようですから、さらに進化した姿を見せてくれるに違いありません。

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 読売新聞の水曜夕刊に掲載されている新感覚カルチャー面。旬の人のインタビューコーナー「ALL ABOUT」を中心に、若きタカラジェンヌの素顔に迫る「タカラヅカ 新たなる100年へ」、コラムニスト・辛酸なめ子さんの「じわじわ時事ワード」といった人気連載に加え、2016年4月から、ポルノグラフィティのギタリストのエッセー「新藤晴一のMake it Rock!」、次世代韓流スターのインタビューコーナー「シムクン♥韓流」がスタート。オールカラー&大胆なレイアウトで紹介する2面にわたる企画ページです。

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