読売演劇大賞贈賞式の小瀧望さん

こんにちは、こんばんは、おはようございます。postyle編集長の森田睦です。

昨日(25日)、優れた演劇作品や演劇人を表彰する「第28回読売演劇大賞」の贈賞式が、東京都内でありました。(私も運営のお手伝いとして会場におりました。)

なんと、新人が対象の「杉村春子賞」に、ジャニーズWESTの小瀧望さんが選ばれ、式に参加してくださいました。(小瀧さんは優秀男優賞も受賞されました。)

実は、小瀧さん、われらが水曜夕刊見開きカラー「popstyle」にゆかりがある方なんです。

2018年2月28日掲載のメインコーナー「ALL ABOUT」に、単独で登場していただいているのです。

↓その時のブログです。

http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2018/02/post-9f8d.html

だから、小瀧さんは「pop友」なのです。

読売演劇大賞のノミネート作品が発表された際、このブログで「杉村春子賞も、pop友が受賞することを願っています!」と書きました。↓

http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2021/01/pop-7c8a.html

念願叶ってうれしいです。

過去の杉村春子賞受賞者には、市川新之助さん(現市川海老蔵さん)、藤原竜也さん、草彅剛さん、三浦春馬さん、菅田将暉さんなど錚々たる方が名を連ねています。

「こんなに大勢の人が来られているんですね」と、緊張気味に会場入りされた小瀧さん。

読売演劇大賞公式ツイッターでは、贈賞式の様子を随時つぶやいていましたが、このブログでは、小瀧さんに関するつぶやきをまとめてみました。

到着されると、緊張した面持ちで控室へ向かった小瀧さん。フリルが施されたシャツにキリッとしたタキシード姿で、関係者の皆さんに笑顔を見せていました。式では、名前が呼ばれると、真剣な表情で壇上に向かい、(昨年の受賞者でプレゼンターを務める)菅田将暉さんに深くお辞儀。会場を見渡しながらお話されました。

「はじめまして、ジャニーズWESTの小瀧と申します。 この度は本当に、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。胸も、自分自身も今、いっぱいいっぱいになっております。」

「この作品(「エレファント・マン」)のお話をいただいたのがちょうど1年前でして、その時はまさか、このような素晴らしい舞台に立てるとは思ってもおらず、本当に胸がいっぱいです。」

「僕自身、5年ぶりの舞台だったんので、始まる前から、不安と緊張でいっぱいでしたが、演出の森新太郎さんをはじめ、スタッフのみなさま、そして、キャストのみなさまに支えられ、助けられ、導かれて、走りきることができました。」

「このエレファント・マンという歴史的な作品は、僕の人生において、かけがえのない財産になると感じておりました。それくらい、美しく、儚く、切なく、悲しくもあり、それでいて愛にあふれている作品でした。」

「俳優として、ジョン・メリックを演じれたこと、この作品に出会えたことにとても感謝しております。ジョンメリック、そしてエレファントマンという作品が、長く語り継がれ、これからも上演され続けることを願っています。」

「この作品に関わって下さった全てのみなさまに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。」

かみしめるように、一言一言をじっくり語る姿が印象的でした。そして、席に戻ると、緊張が少し和らいだのか、ホッとしたような笑みを浮かべた小瀧さん。同じテーブルの方々も笑顔で応えていました。