こんにちは、こんばんは、おはようございます。popstyle編集長の森田睦です。
2月24日読売新聞夕刊見開きカラー「popstyle」のメインコーナー「ALL ABOUT」では、人力車の車夫4人組「東京力車」を取り上げています。イケメンです。歌って踊れます。筋肉引き締まっています。
さて、今回は、東京力車にちなんで、読売新聞で初めて「人力車」が登場した記事を調べてみました。
すると、創刊第7号に早々と登場していました。
1974年(明治7年)11月14日号です。
車夫が足を滑らせ、お客さんを落としてしまい、不幸にも亡くなってしまった、という内容でした。
頻繁に人力車に関する記事は登場しています。
馬車とすれ違おうとしてぶつかったり、人を引いてしまったり、酔客にぶたれたり・・・。
もちろんほっこり記事もあります。
機転を利かせた車夫が、追いはぎを乗せて、そのまま交番に駆け込んだり、亡くなったお母さんの弔いをずっと続けて東京府から表彰されたり、落とし物を名乗らずに届けたり、祖母や弟妹を養う17歳の車夫がいたり、夫婦げんかの末に井戸に身投げした女性を助けたり、、。
現在のタクシーのように、人力車が欠かせない交通手段だったことがうかがえます。
番外編として、1875年5月8日には、ホロをかけた車上で内証事を始めた男女に「揺れて車を引けない」と車夫が怒った、という記事が掲載されていました。
人力車の歴史も感じながら、
人力車を現代に紡ぐ「東京力車」の思いをあさって(24日)の記事から感じ取っていただけると幸いです。