こんにちは、おはようございます、こんばんは、popstyle編集長の森田睦です。
読売新聞水曜夕刊見開きカラー面「popstyle」の歴史を紹介する「プレイバックpopstyle」。
「注目ワード」編の8回目は、フェイスブックを取り上げた回です。
「注目ワード」とは2009年4月~2011年9月に連載していたコーナーで、話題のスポットやモノゴトを直撃取材するコーナーでした。
フェイスブックを取り上げたのは、2011年1月5日。
当時、日本のフェイスブック登録者数は約300万人。国民の約2.5%。まだまだ知名度は低かったように思います。(当時、社の表記ルールに従うと「フェースブック」なのですが、非常に違和感があったので、例外的に「フェイスブック」と表記することにしたことを覚えています。)
私もこの回を取材した記者たちに勧められ、逡巡したあげく登録した記憶があります。音信不通だった人たちの近況が知れるようになり、会っていなくても距離の近さを感じています。
フェイスブックは現在、日本だけで登録者数は2500万人を超え、世界では約25億人。GAFAMの一角を占める世界屈指の大企業に急成長しました。
記事の内容は、フェイスブックの登録方法。10年ひと昔といいますが、SNSの知識については隔世の感があります。
こういった流行を追った記事は、当時の社会の状況や雰囲気を記録する役割も担っています。時が経ってひもといた時、何を感じるか。それが「時代」というものなのだと思います。
「注目ワード」の連載は終了していますが、popstyleでは後継コーナーや継続中のコーナーで引き続き、時事を取り上げています。10年後、今の紙面を見て何を感じるのか、それが楽しみでもあります。
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