読売新聞水曜夕刊に掲載している新感覚カルチャー面popstyle(ポップスタイル)。今週は、俳優の須賀
健太さんの登場です。ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」ファンの皆様は、もちろんご存じでしょうが、念のために最初に申し上げておきます。あの!「ALWAYS 三丁目の夕日」の古行淳之介く
んですよ。あの!「人にやさしく」の五十嵐明くんですよ。あの!「喰いタン」の金田一くんですよ。かつての名子役は、こんなに立派にかっこよく成長して、今やイケメンぞろいの舞台を座長として頼もしく率いています。若い女子たちの歓声を浴びています。演劇「ハイキュー!!」はブームとなっている漫画やゲームを忠実に再現する「2.5次元ミュージカル」というジャンルにおいて、代表的な一角を占める存在になっています。3年前の初演から舞台に磨きをかけてきたキャストが、10月からの新作公演をもって卒業します。そこで、popstyleは今週から2週連続で「ハイキュー!!」を特集。今週は、俳優・須賀さんに焦点を当て、そして来週は、主人公が所属する烏野高校排球部の10人のキャストが勢ぞろいします。2週ともお見逃し無く!
筆者の極めて個人的な思い出を申しますと、今から10年以上前、テレビ担当をしている時に日本テレビのドラマ「喰いタン」の取材をしたことがありあます。主演の東山紀之さん、森田剛さん、そして当時、まだ小学生だった須賀健太さんとの3人での撮影だったのですが、壁からダンゴ3兄弟のように頭をヒョイっと出してもらった記憶があります。今でいうと、トリプルで「ひょっこりはん」状態でしたね。彼が演じた金田一(はじめ)は、ちょうネクタイに眼鏡姿でかわいらしかったです。
それから10数年、筆者は相変わらず文化部という部署にしてエンタメ系の取材をして大して変わらぬ生活を送っていただけに、須賀さんの見違える成長ぶりには本当に驚いたものです。イケメンであるとともに、好青年、まっすぐ育ったのだなあと感心したものです。子役として人気だった人が道を外れるというのは、海外だけの話なのでしょうか。でも、多分そういう偏見を持った人が多いのでしょう。一度、須賀さんと共演した若手俳優さんに印象を尋ねたら「タダのいいヤツ。とにかく、いいヤツです。芸能生活が長いとドス黒く染まるもんじゃないかと思ってたけど・・・」と、なかなかユニークなコメントで評してくれました(笑)。
実は子役時代から活躍している方ほど、すごく一生懸命で素直な方が多いというが、筆者の印象です。例えば、加藤諒さん、小越勇輝さんなど、昨年popstyleに登場してくれた方々は、インタビューに対してとても丁寧に接してくれました。3人に共通して感じるのが、役者という仕事自体、オーディションなど役との巡り合わせによるところが多く、必ずしも絶えず仕事に恵まれるわけではないことを身に染みて分かっている。長い役者人生の中では不遇の時期も経験している。だから、人との縁を大切にして、誰に対しても優しく丁寧に接する習慣が身についているのではないのかなと思いました。
話が脇道にそれてしまいました。言いたかったのは、名子役として一世を風靡した須賀さんは、「ハイキュー!!」という新たなる代表作で輝いています!だた、それは劇場に通っている一部のファンだけというのはもったいない。そこで、今回は2週連続という大々的な特集を企画したというわけです。ぜひ、須賀さんとハイキュー!!の魅力を知っていただきたいと思います!
★毎月、第4週は「シムクン韓流」。今回は、初の女優さんが登場。ドラマ「キム秘書がなぜそうか?」ヒロインのパク・ミニョンさんをご紹介します。
★「イマ推しっ!」のコーナーは、乃木坂46の齋藤飛鳥さんが登場。昨年、舞台「あさひなぐ」主演時に掲載した「ALL ABOUT 齋藤飛鳥」以来の登場です。10月5日公開の「あの頃、君を追いかけた」のヒロイン役として映画初出演します。
★「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」は「月旅行」。当然、あの方の話題です。
【プレゼント】
・須賀健太さん、「シムクン韓流」のパク・ミニョンさんのサイン入り写真を、それぞれ3人にプレゼントします。応募には紙面掲載のキーワードが必要です。応募はこちら 、または、https://qooker.jp/Q/ja/popstyle/taikai/ をクリックしてください。9月30日(日)午後11時締め切りです。
★ポップスタイルが掲載されているのは、読売新聞夕刊です。一部地域では夕刊自体発行していませんのでご注意ください。
お買い求めは、読売新聞の販売店や駅売店で(コンビニでは置いていないところが多いです)。夕刊は1部50円。