5月31日、行って来ました!ミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」会見。多くの演劇ファンの度肝を抜いた夢の共演、間違いなく今年のエンターテインメント界でも屈指の話題作なるこの公演の制作発表となれば、誰しもが足を運びたくなるはず。。思えば4月に井上芳雄さんの記事に絡めて、泣き言のような懇願ツイートをしたところ(https://twitter.com/pr_popstyle/status/981115031117942784)、多くの方々の応援をいただきました。何と、昨年のSHOCK展を通じてフォロワーさんになってくれた方々ではないですか!その力強い声に後押しされ、会見場に行くことができました。
堂本光一さんと井上芳雄さんの、この笑顔。とても楽しそうでいい雰囲気だなあと思いますよね。ところが、途中まではこんな感じではなかったのです。豪華なキャスト、一流のスタッフが顔をそろえた会見は、まず東宝の演劇担当役員の方のあいさつから始まり、脚本・演出のジョン・ケアードさん、振り付けのデヴィッド・パーソンズさんの所信表明演説的なお話が続きます。これだけで、どれほどすごい作品が始まるのかという期待が高まるとともに、会場は重厚感に包まれていくのです。お二人とも舞台・演劇界の世界的な巨匠ですから!
ジョン・ケアードさんは、「この二人が一緒に仕事をしたいという事実に驚いた」「まったく違う背景を持つ二人。緊張感が生まれて面白い」「だが、男性役者二人が同等の作品は実は難しい、驚くことに少ない」と、語ります。同時通訳するのは隣に座り、日本語脚本・歌詞を手がける今井麻緒子さん。絶品な同時通訳ぶりなのですが、もう休む暇なくジョンのあふれる意欲や知識が耳に飛び込んできます。もちろん、ジョンの話は「男性の競演作は少ないから『ロミオとロミオ』をやるしかない」なんて、時折ジョークを交えながら飽きさせないなのですが、原作について、シェークスピア、ジョン・フレッチャー、チョーサー、ボッカチオなど、今作の原作となった古典の巨匠たちの名前も次々飛び出すものですから、いやおうなく凄みがましてくるというものです。
その流れの中でマイクがようやく回ってきた光一さん(会見はすでに20分経過!)。「ちょっと空気を壊そうと思いますけど・・・やーばいでしょ! この時点で『国どこだっけ?』って感じになってますけど」。さすが!空気を読みながら空気を痛快にぶっ壊しちゃったんです。もちろん「芳雄くんと何か一緒にできるといいよねと話してはいたけど、まだ信じられない」「正直、自分がここに飛び込んでしまったことを、大変なことだな。できれば客として見たい」「恐れ多くて、怖い」などと、今作に対する正直で真摯な思いも明かしてくれます。と語りつつも、「ほかに素敵な仕事があるということで、芳雄くんはまだ稽古に参加してない(NYでトニー賞のリポートだったそうです!)」「ポスターのように、ステージ上で脱ぐ姿があるのかどうか、あるなら芳雄くんは降りるとおっしゃってますが」などと、笑わせてもくれます。
と、こんなふうに会見の話を詳しく聞いているけど、ポップスタイルは二人の特集をするのか? 二人の単独インタビューを敢行したのか? という疑問が読んでいる皆さんの頭には浮かぶと思いますが、まあそれは今後のお楽しみ、ということで。ポップスタイルは1週間前告知が原則なので。とりあえず、来週6月6日、600回記念の日は、ジャニーズの6人組「King & Prince」が登場します!としか言えないのでご勘弁ください。
今日のところはまず、読売新聞に朝刊に掲載された「ナイツ・テイル」の全面広告をお手に取っていただければと思います。そして、いま帝劇など日比谷周辺では号外配布が始まったばかりのようです(今日の午前9時から=無くなり次第終了=行っているそうです)。こちらに関しては我々ポップスタイルが直接絡んでいるわけではないですが、この夢舞台の成功のためにみんなで盛り上げていきたいですね。(既にツイッターで、号外の地方発送はないのでしょうかというお問い合わせをいただいております。ポップスタイルは責任を持ってお答えはできないのですが、日比谷周辺で配るということだけしか聞いてませんので、おそらくその限りだと思います。申し訳ありません)。
謝ってばかりも何なので、ちょっとここでおそらくどのメディアも書いていないような、とっておきの情報を。この光一さんの少し伸びた髪、気になっている方もいるでしょう。聞いてみました。
「その髪は役のために伸ばしているのですか?」
「そうなんです。伸ばして、後ろで結べるぐらいまでには」
お答え、いただきました!
時期が来たら、改めてしっかりお知らせしますので、もうしばらくお待ちください。
最後に公演情報です。
ミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」
アーサイト 堂本光一 パラモン 井上芳雄
エミーリア 音月桂 牢番の娘 上白石萌音 シーシアス 岸祐二 ジェロルド 大澄賢也 ヒポリタ 島田歌穂
音楽・歌詞 ポール・ゴードン 脚本 ジョン・ケアード 日本語脚本・訳詞 今井麻緒子
振付 デヴィッド・パーソンズ
演出 ジョン・ケアード
7月27日~8月29日 帝国劇場