すっかり東京の秋の風物詩? ハワイ最高峰のフラと音楽がやってくる「フェスティバル ナ・ヒヴァヒ
ヴァ・ハワイ2015」が日から始まります。
毎年、フラ・ファンが待ちわびているのが、ミス・アロハ・フラ。毎年4月に行われるハワイ最高峰のフラ競技会、メリー・モナーク・フェスティバルの女性ソロ部門の優勝者のこと。その年、ハワイでもっとも注目される人物の一人です。
2日付夕刊のオールアバウトには、今年のミスとしてナ・ヒヴァに来日する、カレイヒヴァ・ダンラップさんが登場します。
ホノルルの緑に囲まれた公園で行った彼女の取材は、今思い出しても、夢のような時間でした。踊りを見せてもらえば、少しずつ変化するメランコリックな表情がなまめかしい。インタビューすれば、フラ取材初体験の記者に、丁寧に言葉を選びながら、終始にこやかに答えてくれました。
ただ踊りがうまいだけはミス・アロハ・フラにはなれません。ハーラウ(教室)では、礼儀やハワイ語なども、厳しく指導を受けるといいます。そんな厳しい修練から生まれたたたずまいが、接する誰もに交換を持たせるのでしょう。まさに、癒やし系。それは、ハワイの自然や気候そのものだな、とも思います。
そもそも、ハワイの本来のフラは、日本人が抱きがちな「フラダンス」のイメージとは、大きく異なります。詳しくは記事をお読みいただきたいのですが、一言で言えば、自然への畏敬そのものの表現がフラなのです。
ふわふわと波に漂っているような、からっとさわやかな風にふかれているような。そんな癒やしをぜひ、インタビューでの彼女の言葉から、そして、ナ・ヒヴァでの彼女のステージから、感じていただければと思います。
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