おかげさまでpopstyleは連載400回を迎えることができました!
改めて読者の皆様にお礼申し上げます。その記念紙面の「ALL ABOUT」
では、今年2月、第64回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)に輝い
た黒木華さんを大特集しましたが、いかがでしたか?
国際派女優として一躍注目を集めた黒木さんですが、実はこれまでの舞台も映
画もテレビドラマも、主演作はわずかしかありません。NHK連続テレビ小説
「純と愛」やフジテレビ系「リーガルハイ」などで個性的な脇役を演じ、その顔
は広く知られるようになりましたが、「黒木華ってどんな人?」と思っていた方
も多かったと思います。
記事中では様々なキーワードから黒木さんの魅力に迫りました。400回記念
の拡大版大特集とは言え、限られた紙面。泣く泣く割愛したエピソードもありま
す。ブログまでチェックしていただいた皆様に、そのうちのいくつかをご紹介し
ましょう。
まず、野田秀樹さんと初対面を果たした大阪での「オーディション」でのこと。
その場に居合わせた「ノダ・マップ」の女性社員は、黒木さんが会場に入ってき
た瞬間を覚えているそうです。「黒木さんがあいさつした瞬間、別の作業をして
いた野田がハッと彼女の方を振り向いたんです」。何かビビっと来るものがあっ
たのかもしれません。
続いて演劇部の盛んな高校へ進学した時のこと。黒木さんには「知っている人
がいない環境に行きたかった」という思いもあったそうです。15歳と言えば、
暇があれば友達と一緒にいたい時期ですが、「私の周りはみんな自分の道を選ん
でましたよ。ベタベタするような友達はいませんでした」。当時からしっかりし
ていたんですね。
最後にもう一つ。少し前に「小さいおうち」の山田洋次監督をはじめ、共演者
やスタッフが集まり、お祝いの会を開いたそうです。「松(たか子)さんや倍賞
(千恵子)さんもおめでとうと言ってくれましたが、みなさんとは何よりも、受
賞を機に作品を見てくれる人が増えたことがうれしいねって話したんです」。ど
こまでも謙虚な24歳でした。
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