きょう18日の読売新聞夕刊popstyleは、見開きのALL ABOUTで、21日公開の3Dアニメ映画「ドットハック セカイの向こうに」を特集! 監督を務めた松山洋さんと、脚本を手がけた伊藤和典さんの対談をお送りします。「.hack」シリーズと言えば、架空のオンラインゲーム「THE WORLD」を舞台とした様々な作品群が、2002年からゲームやアニメ、漫画などで展開されてきましたが、今回のアニメ映画はこの10年間の集大成という位置づけになります。
私自身、「.hack」に関しては、テレビアニメのシリーズを一部見たことがあるくらいで、それほど詳しくはないのですが、試写で今回の映画を見せてもらってその完成度と面白さに驚きまして、取材をさせていただいた次第です。何というか、伊藤和典節全開で、クライマックスと落ちはもう絶品でした。監督の松山さんは、「.hack」シリーズの中心になってきたゲーム制作会社「サイバーコネクトツー」の社長さんですが、非常にアグレッシブな姿勢に終始圧倒されてしまいました。「機動警察パトレイバー」や平成ガメラ3部作などで知られる伊藤さんが、半ば根負けして「.hack」に携わるようになったというのも、分かるような気がしました。
個人的には、ゲームの世界は3DCGで良いものの、リアルの世界の描写はいわゆる手描きのセルアニメの方がいいんじゃないか、とも思ったのですが、松山さんの「それだとゲームの世界が立体なのに現実が紙芝居みたいにぺったんこになっちゃう」という言葉に、思わず納得させられてしまいました。同じ3DCGと言っても、タッチを変えたり、立体視差の違いでゲームとリアルの区別をつけているので、見ているうちに気にならなくなりました。今回の映画の誕生秘話など、松山さんも伊藤さんも思いっきり語ってくれましたので、ぜひとも紙面をご覧になってみてください。
「イマ推しっ」は、左側で俳優の速水もこみちさんが登場。料理が得意なことで知られる速水さんが、テレビ番組収録で訪れたイタリアでの料理との出合いや、人々との触れ合いについて語っています。右側では、あのレディー・ガガのネイルを手がけている日本人女性、AYA FUKUDAさんのサクセスストーリーをお送りしています。「SCENE」では、今月20~25日に上演される、大和悠河さんと敦士さんの2人芝居「GULF」を紹介しています。
プレゼントは、「ドットハック セカイの向こうに」のプレス向け資料を読者5人に。応募はこちらをクリックしてください。1月24日(火)が締め切りです。
紙面、ブログへの感想、質問は、popstyle@yomiuri.comへお寄せください。
Twitterでも、最新情報や担当記者のつぶやきをどうぞ。アカウントは@popstyle_yomiです。ぜひフォローしてください!