こんにちは。森田です。
今回は「イマ推しっ!」で取り上げた元モーニング娘。の高橋愛さんへのインタビューで、紙面に載せきれなかった部分を書こうかなと思います。
--卒業した今の心境は
高橋愛(以下、愛)「変な感じです。自分はもうモーニング娘。じゃないんだと。これからは1人でやっていくので多少不安があるのですが、いろんな事に挑戦したいという気持ちもあり、楽しみでもあります」
--1人で活動するイメージはできていましたか
愛「卒業するまでは、想像の域を出なかったです。卒業前はソロ活動をしていてもモーニング娘。という帰る場所がありました。みんなと会うとホッとしました。10年間やってきて、どこかでグループ慣れというか、みんながいて当たり前というところがありました。私には同期が3人(新垣里沙、紺野あさ美、小川麻琴)いて、2人は先に卒業しています。話とかよくするんですけれども、「1人だとさみしいけれども、いろんなことできるよ」と言ってくれます。ソロになって「どうしよう」という不安な気持ちもありますが、そんなこと言っていたら前に進めない。モーニング娘。での10年間はきっと今後につながると思います。
--「自信持って 夢を持って 飛び立つから」では歌詞が飛んでしまいました
愛「本当にすいません(笑)。いろいろな人に『そこまでいい感じでしんみりしていたのに、あそこでズッコケたよ』『最後まで高橋愛だね』と言われました。かっこよく終わりたかったんですが・・・(笑)」
--アンコールで身に着けていたパーカーやリストバンドなどを客席に投げ入れました。予定外だったんですか
愛「私の中では予定していました(笑)。でもマネジャーさんに言ったらダメッて言われるし、スタッフさんに相談すると、そのスタッフさんが後で怒られちゃうかもしれないので、黙ってやろうと決めていました。ステージに出て行く時、さりげなく『パーカー着てもいいですか?』って言って・・・・投げちゃった!!(笑)」
--最後、みんなが舞台から去って、1人で舞台にお辞儀をする時に2回崩れそうになりました
愛「今までは見送っている側だった。でも今回は卒業する側。思い出がブワーーって頭の中を駆けめぐって・・・」
--これからの活動は
愛「ミュージカルが好きなのですが、『Q.E.D-証明終了』というテレビドラマに主演したり、映画を経験したりして、映像にも興味が出てきました。ハリウッド映画にいつか出たいです!」
高橋愛さんがモーニング娘。に加入したのは2001年。「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」「恋愛レボリューション21」などを次々に大ヒットを飛ばしていた直後で、隆盛を極めていました。
それから、後藤真希さん、安倍なつみさんなどモー娘。の「顔」が徐々に卒業していっても、アイドル界の勢いが中休みしている時も、高橋愛さんは、モーニング娘。で笑顔で一生懸命に踊り歌っていました。
チャートは以前と同じように上位をキープしていても、CD不況で枚数が伸びないなど、高橋愛さんが在籍した10年間は、モーニング娘。にとっても、アイドル界にとっても厳しい時期もあったと思います。
そして、現在、アイドル戦国時代と言われ、アイドルグループが脚光を浴びています。
そんな苦しい時期を支え、その後の盛り返しを見届けてからモーニング娘。を去る高橋愛さんの卒業は象徴的だなあと感じながらインタビューしていました。
新章をスタートさせた高橋愛さんのさらなる飛躍を大いに期待します!!
・
・
・
プレゼントは、『すべて真夜中の恋人たち』の著者サイン入り本を5人に。応募はこちらをクリックしてください。10月25日(火)が締め切りです。
紙面、ブログへの感想、質問は、popstyle@yomiuri.comへお寄せください。
Twitterでも、最新情報や担当記者のつぶやきをどうぞ。アカウントは@popstyle_yomiです。ぜひフォローしてください!