連日更新しておりますイル・ディーヴォこぼれ話、今日は4回目です。ツイッター上で色々ご質問やご感想をいただきありがとうございます。今回、こぼれ話をたくさん書けるほど、インタビューが充実していたのは、もちろん、時間をしっかりいただいたことが大きいです。ただ、着替えや通訳の時間を考えると、実質的な取材時間は、通常のインタビューとさほど変わらないかなと思います。それよりも、イル・ディーヴォの4人が語る内容が一人ひとり、中身がギッシリ詰まっているので読み応えがあるのではないかと思います。ちなみに、今回のこぼれ話は、基本的にインタビューの各部をノーカットで起こしてます。彼らが答えてくれる話は、それほど無駄がなく中身が濃いということなのです。それでは、4回目をお楽しみ下さい。
それにしても、言うまでもない歌唱力に加え、4人ともルックスも素晴らしい。正直なところ、奇跡の4人だと自負しているのでは?
デイヴィッド Every single day.(毎日そう思っています)
セバスチャン 成功というのは、この業界、何で図るのかが分からないですよね。僕らは歌が大好きで、それをステージの上でできていることは確かです。成功は、お金なのか、何なのか分からないし、成功したと考えないように僕はしています。そうじゃないと、楽を選んで、努力しなくなってしまいますよね。自分の力を認めてしまうことは、そういうことにつながってしまうので、なかなか微妙ですよね。
デイヴィッド 「毎日が奇跡」というのを説明したいんだすが、俺らがスゴイという意味ではなく、ホントにここまで来るのに、いろいろありまして、どこの段階で解散するという可能性は大いにあったわけです。4人いろいろ意見も違うし、「アン・ブレイク・マイ・ハート」という曲に出会わなかったら、このグループでやっていけると確信できるひらめきはなかったわけだしね。プロデューサーについても、サイモン・コーウェルが、僕たちのことを信じて応援してくれたからできた。違う方だったら、すぐあきらめたかもしれない。それぞれキャリアがあるから、意見もしょっちゅうぶつかりました。アルマーニが最初からスポンサーになってスーツを提供してくれたことも信じられないことで、H&Mだったら違う方向に行っていたかもしれない。そういうことがすべて、奇跡であると、ここまで来られたことが奇跡であると感じられるのです。
イル・ディーヴォに入ってよかったなあと思えたのは、どんあ場面でしたか。
デイヴィッド Every single day.(毎日ですよ)。アハハ。
一同爆笑
カルロス 僕が今思い出すのは、最初のアメリカのツアーで、ツアーの最中に、「今回ビルボードで1位だよ」って言われた時です。その時ちょうど、ニューヨークのタイムズスクエアのバージンメガストアの看板に、大きくイルディーヴォが映っていてたんです。そのときは、このグループに入れたことを本当に誇りに思いました。