(央)です。2/4読売水曜夕刊popstyle「ALL ABOUTオードリー」ご覧頂けましたか? こちらでは紙面からどうしてもこぼれ落ちてしまったエピソードを記しておきます。
「実は、昨年の1月に『ぐるナイ』で初めてテレビに出た時、その時点でお笑いというものをやめてもいいと思ったんです」…
「若手で8年やっていて、テレビに出られないというコンプレックスって半端じゃない。ぐるナイでテレビに出られて、旗を立てられたな…思い残すことはもうないな…って。この形の漫才を全国ネットでやりたいというのは夢でしたから」
若林さんの衝撃的な言葉にビックリしました。そして、“箱男”バイトのお話をうかがう延長で聞いた「昨年の8月まで渋谷の映画館でモギリのバイトをしていた」という事実にも驚愕。8月といえばM-1決勝出場のたった4か月前! 本当に若林さんは考え込んで思い詰めて、悩み抜いたギリギリの薄氷の上で、見事メジャーへの突破口をつかんだのですね。
とにかくM-1決勝という舞台に立てるとは本当に思っておらず、敗者復活から勝ち抜けた時も実感がわかなかったそうです。6000人が観客席にいた大井競馬場から数時間でM-1決勝会場に来た時、まず「ちっちゃ!」と若林さんは思ったそう。これは経験者でないと分からない実感のこもった言葉で印象的でした。
そしてまさかの決勝1回戦1位通過。「正直、(通過した場合の)2本目のネタ、本当に用意していなかった」(若林)。考える時間を稼ぐため、3番手出演を選んだ後は春日さんと二人で相談し、「稽古しなくてもすぐできる2本のネタ、『選挙』『肝試し』」のうち、「ぼくら2人のいつもの天の邪鬼根性が出ちゃって」、あえて「危険なネタ」の「選挙」を選んだとか。
私が「まさか(面白い顔で笑わせる)『鬼瓦!』をあそこでやるとは賭けですよね…」と言うと、「よりによって(漫才の喋りを競う)M-1で禁じ手の顔芸をね。一番やっちゃいけないことですよね」(若林)、「ああいうのやりたいネタだったんです!」(春日)。
2本目は選択ミスだと後から色々な方に言われたそうですが、「あえて外して狙っていこう、というんじゃなくやって楽しいからやっただけ」と春日さんが心から愉快そうに言います。
笑い合う二人を見て、ああ~本当に信頼しあっているんだな~と実感しました。
私が初めて彼らの漫才を見た時1番衝撃を受けたのは、春日さんのビジュアル的な衝撃(なぜ腕を離して胸を張る? なぜそのタイミングで「へっ!」と笑う??など)もさることながら、ケンカしつつ進むのが常道の漫才の中で突然二人で照れ笑いし合う場面でした。びっくりすると同時に、観ているだけでとても多幸感に包まれたのです。
最近ネタを考える時「それだと春日の魅力が出ませんねっ!」と春日さんが口を挟む(笑)と若林さんは嘆いておいででしたが(笑)、これからも末永く二人で漫才を続け、後進たちに夢を与えて欲しいと思います。
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