稲川淳二さんこぼれ話

(央)です。先日、8/20popstyle「ムチャぶり大作戦」、「肝まで冷やせ!」で怪談界の巨匠、稲川淳二さんを取り上げさせて頂きました! 「こぼれ話」書くと言いながらここまで遅れてすみません… 今度9/3掲載の「ALL ABOUT水木しげる」特集に粉骨砕身中で、なかなかブログに手が…!(汗) お待たせしましたがこぼれ話書きます。オトロシイ写真もあるので心してクリックしてください!

実際お会いした稲川さんはテレビで拝見するまんま、いやそれ以上に本当に全身全霊でもって怪談を愛し、怪談を語り出したら止まらない方でした!

55歳になられた時、デザイナーとしての作業中に「ノコギリがまっすぐひけなくなり」、テレビの仕事を減らして夏、怪談のお仕事のオファーがあれば出演するというスタンスに変えたそうです。

怪談をしゃべる際には「擬音」の再現に心を砕いておいでとか。

今は技術がすごく進歩しているので、あらゆる音が「効果音」で再現することが可能なんだそうです。でも、聞き手おのおのの頭の中のイメージを大切にするためには、実際(のような)効果音での再現はしない方がいい。そこで、あえて形態模写的に口で音を再現してしゃべるのだそうです。

「カツーン、カツーン…」という非常階段をハイヒールで上がる音、「トゥルルルル…」と鳴り響く電話の音、などなどを声でそっくりに再現するのは、稲川怪談の大きな特徴、こんな思いがあったんですね。

また、いつからかよくお召しになっているマオカラー(中華風に襟が立った服)についてうかがうと、「楽になったから。昔はネクタイ凝った締め方したりしてたのにね」などとご謙遜。さすがデザイナーさんだけあって、とてもスタイリッシュに個性をアピール出来ている衣装ではないかと思います。

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そして、とにかくノリがいい! 「ブログ向けに」とこんなふざけたポーズ写真撮影にも、ニコニコしながら応じて頂きました! 稲川さん、変なことを御願いしてすみませんでした!m(__)m

そんな稲川さんの怪談ツアー、16年目の今年もまだまだ続きます!

1度生であの「こんなことってあるんですね…」を体験してみてください。

感想、質問は popstyle@yomiuri.com

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