意外だったのは、駅から結構、距離があることです。にぎやかな細道沿いにある商店街の終点当たり。「いつ着くんだろ?」と思いながら歩いている時に、レトロな木造の店が現れる。何しろ昭和26年開業の店です。タイムスリップしたような感覚にとらわれます。
ご主人は注文を受けると、一つ一つ丁寧に麺をほぐして、古めかしい釜でゆでて盛りつけてくれます。ラーメンは正統派の東京ラーメンです。黒く、つややかなスープで、細い縮れ麺。引き締まったさっぱりした醤油味が最高でした!
ご主人は寡黙そうな方でお代を渡す時に、ニッコリと笑ってくださるのがいい感じ。ところで、初代編集長、掲載紙、送ったのかなあ?
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