こんにちは!非モテ編集長です。
popきよしがラーメン、髪長姫様は「切株派」(あんまり得意じゃない世界だが)と、みんなが得意分野のネタを出してきてるんで、私もそれにならって、ダンスネタを出しましょう。
こないだの23日土曜日は、postyleファミリーの一員であるコンドルズの新作公演「UFO」を見に青山円形劇場に行ってきました。
コンドルズって何?と思う人は、当ブログのバックナンバーを見てくださいね。
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「難しい」と思われがちなコンテンポラリーダンスの世界で、とにかく「笑い」を押し出した舞台で世界的に人気を集めているのです。
今回は、円形劇場で初公演でしたから、あの円形舞台をどう使いこなすから注目の的でした。
タイトルは「UFO」。おそらく円形舞台をUFOに見なしてのことなのでしょう。
冒頭に、最初に「スターマン」が流れていましたから、うやらデビッド・ボウイ主演の映画「地球に落ちてきた」男を下敷きにしているようで、彼らの作品には珍しく、物語の筋があります。主人公は、人間に姿を変えて地球に潜入した宇宙人4人(小林、オクダ、橋爪、勝山)。彼らが変なアンテナ(触覚?)を付けて学ラン姿で登場するだけで爆笑が起こります。彼らがイタリアンレストランでとんちんかんな問答をするわ。天井から吊したちっぽけな人形が宇宙戦争をするわ。テレビの討論番組風に「UFOが存在するか」を論じ合うわ。全く笑いが途切れません。
もちろん、ダンスカンパニーなんで、ロックで格好良く踊るシーンはありますが、踊りが盛り上がる度に謎の老人が現れて「物言いじゃ」と言って中断させる。円形舞台を土俵に見えたてたのでしょう。
また、フォークダンスの「マイムマイム」など運動会の定番音楽を流して、コミカルに踊ったり駆け回ったりもする。すると、円形舞台は小学校の運動場のようにも見えるんですよね。
とにかく、場面によって、円形舞台の様相がいろいろと変わるのが見事でした。「何てオバカなことをやってるんだ」と笑い転げながらも、アイデアの豊かさ、構成の巧みさには関心しました。近作の中でもかなりレベルの高い部類に入ると思います。
余談ながら、今回、一番笑えたのは、橋爪さんでした。コンドルズファンにはご存じの通り、あんまりダンサーっぽい外見でない、いじられキャラの人です。今回の役どころは、矢沢永ちゃんの「成り上がり」に感動して、宇宙人をやめて地球人に同化してしまうというもの。終盤、彼が「E.YAZAWA」風に、「T.HASHIZUME」ロゴをあしらったTシャツを着て現れた瞬間はのけぞりました。終演後、ロビーで「超レア、残り1枚」とのふれこみで売ってたんで、思わず買ってしまいました。果たして、いつ着ればいいのやら。コンドルズTシャツを買うたびに思うのです。。。
まあ、ともかく文章だけではコンドルズの面白さは分かりません。橋爪さんと言われたって困るだけでしょう。5月17、18日には彩の国さいたま芸術劇場で新作公演があるので、ぜひともご覧になるのがよろしいかと思います。 →詳細は「こちら」をクリック!
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