祝!TOKYO★1週間 創刊10周年(1) 「バック トゥ 1997」デート

 みなさんこんにちは! IKKOです。10年ひと昔っていいますけど、振り返ってみると10年って早いですよね~。あなたは10年前、何してましたか? 今回の「恋ナビ対決」は、「祝!TOKYO★1週間 創刊10周年」ということで、1997年をテーマにしたデートプランで対決していただきました。いったいどんなプランになるのか、全然想像つきません! では、早速対決を見ていきましょうか!Photo_2

 「TOKYO★1週間」のプランは「あの頃、お台場はアツかった! ブームをキーワードに大捜査線」として、お台場エリアでデートするプランです。「踊る大捜査線」のロケ地で有名な観覧車を眺め、「パレットタウン」にあるカレー専門店「ビストロ喜楽亭」、お台場海浜公園、フジテレビ本社などお台場エリアを散策して、最後はフジテレビ前の「築地すし好」でごはんをいただいて終了、というデートプランです。それぞれのポイントで、1997年のトピックスにまつわるコメントがついていました。
 対する「読売新聞」もお台場です! 日の出ふ頭からレストランシップ「シンフォニー」に乗って映画『タイタニック』ごっこもしつつランチクルーズを楽しんだ後は、「パレットタウン」の大観覧車でシースルーのゴンドラに乗り、「東京ジョイポリス」でアミューズメントマシンを楽しんでデート終了、というプランでした。

心理を上手に使った「読売新聞」の作戦勝ち!1115254_3

 なぜだか、テーマが「お台場デート」みたいなことになってしまいましたね。偶然にかぶっちゃったんでしょうが……そんなにあの頃お台場が熱かったかしら(笑)。わたしは仕事でしか行ったこと無かったわ。撮影のスタッフとしては何度も行ったけど、デートではね……。
 そんな思い出を噛みしめつつ両者のプランを見ると、一見どちらも同じようなコースになっていますね。観覧車も一緒ですし。
 ただ、チェックすべきは「読売新聞」のプランにまぶされている心理戦の巧さです。
 まずはランチクルーズ。ポップスタイルの非モテ王子ことS編集長がおふざけで『タイタニック』の真似をしているけど、実はコレが結構いいのよ。不安定な船の上で、こうやって甲板に立つのって、ちょっと怖いわよね。そんな「ちょっとした恐怖感」があると、女性っていうのは男性を頼りたくなるもの。そんな心理になっている横に、デートの相手がいたら、そりゃその人に頼っちゃうわよ。そういう中でお互いの絆が深まっていけば、これはもう、デートとしては大成功です。シースルーのゴンドラもそう。
 ということで、女性心理を微妙にくすぐってくれる分、今回は「読売新聞」の作戦勝ち、とさせていただきます。

あと一歩のところで止まってしまったら……

 Photo_4 お互いの絆を深める、ってことがデートにおいては大事なのは当然。でも、そこまで大きな意味ではなくとも、シースルーのゴンドラみたいな「ちょっと恐怖感がある」シチュエーションっていうのは、デートでどんどん活用してほしいわ。
 例えば、普段強がってる女性。そんな女性だって、実は「素直になりたい」って思ってるんです。だからこういう状況を作ってあげることで、素直に「きゃー」って言いやすくさせてあげる。そんな男の思いやりは大事だと思うわ。頼らざるを得ないような状況にしてあげることで、女性は「策に乗ってあげようかな」なんて思いつつも、結構嬉しく付き合ってくれるから。
 だから、こういう状況をデートの中に入れてあげると、なんとなくあと一歩親しくなりきれない2人には、思いの外効果的かもしれないわ。
 もちろん、男性の方が高所恐怖症でおたおたしちゃお話になりませんけどね(笑)。
 男性は、いつも頼りがいのある存在でいてほしいの。お願いしますね。

 愛を込めて IKKO